2004-01-01から1年間の記事一覧

2004年 Best Books

年末ということで、新聞や雑誌の今年のBEST BOOKという記事を良く見かける。 というわけで、私も今年を振り返って、今年 読んだ 本を整理してみようと思う。 (普通は今年発売された、だけど、私は今年読んだ、で・・・。)My Best Books 2004 1.『トラッ…

電車男作者: 中野独人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/10/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 355回この商品を含むブログ (910件) を見る電車男 ←これを読めば本は要らない。 「男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ」 いや、…

『私が語りはじめた彼は』 三浦しをん

私が語りはじめた彼は作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/05/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (136件) を見るいや、いやいや、びっくりした。 だってすごいんだもん。 ものすごい文章のうまさ、そして美…

『沙門空海 唐の国にて 鬼と宴す』 夢枕獏

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/07/31メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る エンターテイメント小説!ってかんじ。 特に感想はブクログに書いたから良いとして、まぁ、…

『世界が完全に思考停止する前に』 森達也

世界が完全に思考停止する前に作者: 森達也出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (67件) を見る いやぁ、久しぶりに本当にためになりました。これは是非皆さんに推薦したい。 私って無知…

ブクログ!

ブクログって知ってます? 本のレヴューを書くのを専門にしたBLOG? WEB本棚サービス らしいです。 他にも、もっと大手があるような? 昔見た気がしたのですが、その後発見できません。知ってる人教えてください・・・。 で、私も作ってみました。(ひま人だ…

『家守綺譚』 梨木香歩

家守綺譚作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 160回この商品を含むブログ (216件) を見る 特に先を急いで読みたいと思ったり、先が気になって急かされたりする類の小説ではない。 なんだか何かが温…

book off day!

さて、今日は渋谷出友達に会うということで、ついでに原宿BOOK OFFだい! ゼミの発表も近いということで、デザイン、環境、系をチェックしました。 が、何故か集合住宅特集のCASA BRUTUSがあったにも関わらず、2002年のPENを買ってしまった・・・。 でも…

『ここに地終わり 海始まる』 宮本輝

ここに地終わり海始まる(上) (講談社文庫)作者: 宮本輝出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/10/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見る あぁそうなのか、だから私は”旅に出なければと”と強く思うのだ。周期的に、もしくは突然…

『彗星物語』 宮本輝

彗星物語〈下〉 (角川文庫)作者: 宮本輝出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1995/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る“喪失”というものは、なぜこんなにも哀しくて、そして美しいのだろうか? 何て思ったわけです。 『彗星物語』は上下巻合わ…

凄い! book off 原宿!

今日はBOOK OFF原宿に行ってみた。 凄いのね。 今日は AXIS と SWEDISH STYLEを買ってみた。 ものすごい品揃えだし。かなり使えそうでした。 雑誌がおいてあるなんて知らなかったし。 しかも結構良いのがあるんだな。 んーこれから通お。

『ドナウの旅人』 宮本輝

ドナウの旅人(下) (新潮文庫)作者: 宮本輝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1988/06/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るドナウの旅人〈下〉新潮文庫 やっと手に入れて、読み終えました『ドナウの旅人』。 なんだか…

『ぼんくら』 宮部みゆき

ぼんくら(上) (講談社文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/04/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 49回この商品を含むブログ (162件) を見るぼんくら〈上〉講談社文庫 ぼんくら なるほど。 始めのほうは、どうも進みが遅かった。読…

『オレンジの壷』 宮本輝

オレンジの壷 (上)講談社文庫 なんだか、宮本輝を好きになったようです。 といっても、ドナウの旅人上巻と、オレンジの壷上下管を読み終わったのみなのですが。 どっちも再生がテーマ、といった感じな気がする。 『オレンジの壷』はラストに少し物足りなさを…

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』 米原万里

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (文芸シリーズ)作者: 米原万里出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/07/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (35件) を見る 大宅壮一ノンフィクション賞受賞というこのノンフィクション! 色々な人が帯で…

『ブラフマンの埋葬』 『博士の愛した数式』 小川洋子

ブラフマンの埋葬作者: 小川洋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/04/13メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (130件) を見る博士の愛した数式作者: 小川洋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/08/28メディア: 単行本購入: 20人 クリ…

『チルドレン』 伊坂幸太郎

チルドレン作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/05/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 77回この商品を含むブログ (424件) を見る話題の図書っつうことで、早速“図書館”に頼んで買ってもらいました☆ で、今日きたわけです。 近頃思うに…

返事はいらない (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/11/30メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 32回この商品を含むブログ (75件) を見る

返事はいらない新潮文庫 『返事はいらない』 を読みました。 近頃、あんまり考える事をしたくなくて。(いつもか) だから、軽い、幸せ推理小説ばかりを読んでいます。 なんだか近頃そういうの読みすぎだからか、先が見えて、全然どんでん返しじゃなくって、…

ダメな女 (光文社文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/05/13メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (23件) を見る

ダメな女 光文社文庫 相変わらずむかつく。むかついてしょうがないので、また日記を開いてしまった。 男はみんな消耗品である を読んだときも、なんだこいつ! と、かなり憤ったが、今回も、「こいつとはあわない」といわざるを得ない。 『だめな女』相変わ…

今、何してる?作者: 角田光代出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2003/05/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (24件) を見る

今、何してる? 近頃エッセーづいてます。 これはなかなか良かったのではないでしょうか? ブックレビューも。読みたいと思わせるような評論でした。 恋愛に関する話は、とっても共感いたしました。恋愛というか、男についてだな。 ほのぼの

せつない話 (光文社文庫)作者: 山田詠美出版社/メーカー: 光文社発売日: 1993/10/01メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (10件) を見る

これは短編集。 田辺聖子って始めて読んだけど、結構最高! やっぱり短編になると、別れの場面が書きやすいらしい。(ガラスの仮面であったなぁ。ショートストーリーを演じるってので) やっぱり村上龍の小説はわからんなー。むしろ苦痛・・・。

レモン哀歌 高村光太郎詩集 (集英社文庫)作者: 高村光太郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1991/01/18メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る

レモン哀歌―高村光太郎詩集集英社文庫 詩集ですけど。 あぁ、愛だわー。と泣かせる詩と、晴れやかになる詩ですね。

贅沢な恋愛 (角川文庫)作者: 林真理子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1992/10メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

やっぱり村上龍はわかんないなー・・・。 村上龍以外はみんな良かった。 特に北方謙三、林真理子は良かったねー。 二人とも始めて読んだけど。

恋愛AtoZ―今からはじめる恋のLesson作者: 梅田みか出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

ついにこういう本まで読むようになったか! と自分でもちょっとびっくり。 とにかく恋をしなさいっ!付き合いなさいっ! 男と一緒にいなさいっ!かっこいい女よりも可愛い女になりなさいっ! というエッセー。 結構反論したいところもありますけど。でも、ま…

ポプラの秋 (新潮文庫)作者: 湯本香樹実出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/06/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (83件) を見る

恐るべし、湯本香樹実。 夏の庭を書いた作者です。 恐るべし。 東京マリーゴールド*1を観て、なんか感動したい!心温まる話が読みたい! と思って、説明会への道中へ携帯しました。 あぁ、面白い。 そして、やってしまった! 子どもが主人公の話はやばい! …

図書館の神様作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2003/12/18メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (235件) を見る

YOUNG ADULT の分類らしいのだが、でもこれは、大人向けじゃないか?? 近頃じゃぁ青少年向け小説も、主人公が不倫してる教師なの? まぁ、でもいいかもね。 実態かもしれないし。 なんだか少し病んだ教師と、文芸部のスポーツ万能少年。 こんなできた男子高…

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/03/17メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 42回この商品を含むブログ (102件) を見る友達の推薦で読んでみました。 これは、短編集だそうです。 ぽっぽやは映画にもなって、…

もっと、わたしを作者: 平安寿子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (28件) を見る

やっと昨日手に入れました。 優柔不断・プライド高すぎ・成り行き任せ・自意識過剰・自己中心 このような性格を強く持つ五人の男女が主人公の5つの物語。 これの売り出しの文句としては、偏っていて、自分らしく生きる彼らが苦しみ悩んで、でも、変わらずに…

ノレ・ノスタルギーヤ作者: 姜信子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/10/29メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 『ノレ・ノスタルギーヤ』はエッセイ。 著者は在日韓国人。 ノレ。は韓国語で歌。 ノスタルギーヤはロシア…

私のための世界経済テキスト作者: ランディ・チャールズ・エッピング出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2003/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 近頃、新書を持ち歩くことがそう嫌でない。 電車を下りる頃になると、本に引き込まれて…