『ブラフマンの埋葬』 『博士の愛した数式』 小川洋子

ブラフマンの埋葬

ブラフマンの埋葬

博士の愛した数式

博士の愛した数式

博士の愛した数式
ブラフマンの埋葬
 どちらも薄い本で、すぐ読み終わりました。
 この人の本は、やさしく、ゆったりとした感じがするようです。(二冊しか読んだことないんであれですが…。)
 
ブラフマンの埋葬』は今日読んだのだが、まぁ、とにかくブラフマンがかわいい!なんなんだかは、私には良く分からなかったのだが。 
 ラストに刺繍作家?達にも立ち合わせたあたりに、また、優しさがあるようです。 
 しかしこの本は、とにかく、可愛い、ということのみが残る。

 『博士の愛した数式』は、二週間ほど前にやっと手に入れたのですが、これまた優しい。そして穏やか。
 こっちの方が『ブラフマン…』よりもおもしろいけど、またこれも、子供は可愛いし、博士の愛情があふれていて、穏やかに包まれる感じがします。
 「恋の話」とかなんとか、おびにかいてあったけど、それって主題か?
 
 ま、穏やかで、ただただ緩やかに日々が過ぎていく。
 なんかそれが良いんだよねー。
 って言う小説が好きな人はいるのかな、と思った。
 私にとっては、可もなく不可もなく。
 
 やっぱり、のめりこんで後先見えなくなるような小説が、好きですし、後に残ります。私には。