2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小説 『今夜、すべてのバーで』 中島らも 講談社文庫 『桃』 姫野カオルコ 角川書店 『神の子供たちはみな踊る』 村上春樹 新潮社エッセー 『ゆっくりさよならをとなえる』 川上弘美 新潮社 漫画 『働きマン3』 安野モヨコ モーニングKC 講談社雑誌 「Tar…

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/02/28メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 427回この商品を含むブログ (355件) を見る

死に向かう小説。 淳平は恋人に対して常に礼儀正しく、優しく親切だったけれど、情熱的であったり献身的であったりしたことは一度もなかった。

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/11/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (143件) を見る

予定のない休日は、遅くまで寝て、起きても部屋を出ないことが多い。 必然、朝も昼も食べない。 起きて何をするかといえば、ねっころがったままベッドサイドのサピエンスくん(積読本棚)から、本を漁って読み始める。 (カーテンも開けずに) 本日は『ゆっ…

桃作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (43件) を見る

『桃』というタイトルと姫野カオルコという作家から、これはエロイな。と思いながら借りた。 そんなでもないけど。 中学校を中心にした連作集。女の子は大人だ。 中学生と教師の恋とか、中学生と大学生の恋とか、その周りの人々とか。 中学生と教師の恋・情…

今夜、すベてのバーで (講談社文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/03/04メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 112回この商品を含むブログ (288件) を見る

たいていは独りで飲んだ。同僚の仕事の愚痴を聞くのはまるで「仕事をしている」みたいで嫌だった。カラオケも女のいるバーもキャバレーも、反吐が出るほど嫌いだった。」「みじめな状態でいるよりは意識を失っていたほうがマシ」 リアルなアル中話。 かなり…