2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

女性学・社会学系統(エッセイ含) 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』 遙洋子 『結婚しません』 遙洋子 『結婚の条件』 小倉千加子 朝日新聞社 『結婚構造改革のススメ!―新・男と女の掟62+1』 諸富祥彦 『発情装置―エロスのシナリオ』 上野 千鶴子 『サヨ…

さびしさの授業 (よりみちパン!セ)作者: 伏見憲明出版社/メーカー: 理論社発売日: 2005/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 68回この商品を含むブログ (33件) を見る

よかった! なんだか、自分に自身を持てる気になる。 「私」が「私」であるということを、認められるような気がする。 私でなければならない存在であると。 自分を肯定できるようになる。 わかりやすくて、優しくて、みんなに優しくしようと思えて。 よりみち…

 天国はまだ遠く作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/06/23メディア: 単行本 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件) を見る

これは、映像化したいなぁー。と、読み終わった瞬間思った。とても映像化しやすく、そして、とても素晴らしいものになりそうな・・・。(ちょっとありがちっぽいけど。) 短大を卒業後働き、神経をすり減らし生きてきた23歳の千鶴は、自殺を決意し、山奥の民…

なぜフェミニズムは没落したのか (中公新書ラクレ)作者: 荷宮和子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/12メディア: 新書 クリック: 21回この商品を含むブログ (28件) を見る

80年代フェミニズムが人々に受け入れられなかった理由を書き表した本。 著者はフェミニズムではなく、「フェミニズムのようなもの」を体現していたという人で、フェミニズムには批判的。 あまりにも批判的で、かつ、自省があまりにもまったくなく、かなり文…

黄色い目の魚作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (72件) を見る

佐藤多佳子は児童文学の人です。 私は『新潮現代童話館Ⅰ』の『黄色い目の魚』を読んで彼女を知った。 そしてこの短編『黄色い目の魚』が長編となって帰ってきたのが、この単行本『黄色い目の魚』です。(わかりにくい) この話しは高校生の村田みのりと木島…

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 35回この商品を含むブログ (206件) を見る

なんとなく気になっていた作家、川上弘美。 有名だしね。 でもなんとなく、怖いキツイイメージがあって、読んでなかった。 この『ニシノユキヒコの恋と冒険』は、とりあえず装丁がよくって、なんだか読みたいと思っていた。 良い感じの書評も読んだことがあ…

サヨナラ、あきらめられない症候群作者: 香山リカ出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2003/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る

『就職がこわい』が意外と良かったので、香山リカの作品を続けて読んでみた。 この本では、「本当の自分」「自分のやりたい仕事」を探して、探し続けて、あきらめられない、際限のない女たちについて書いている。 このあきらめない、ってところが『就職がこ…

就職がこわい作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 7回この商品を含むブログ (70件) を見る

題名どおり、えぇそうなんです。就職がこわいのです。 というわけで、手にとってみた。 いつもどおりに有名人偏見から、読んだことのなかった香山りか。 いや、意外といけてる。 全体的な趣旨としては、若者が就職しない理由、就職できない理由、周活の始め…

『女が会社で』 辛淑玉

女が会社で 辛 淑玉 とても読みやすい本だった。 というのも、近頃女性問題系の本を読んでいるから。 に加えて、この本は理論的ではなく実質的で、遙洋子の本をもっと楽にした感じ? 著者は在日韓国人+女性ということで、かなり働く上で二重苦!ってな具合…

米原万里 『真昼の星空』

真昼の星空 米原 万里 米原万里はやはり面白く、また今回は辛辣だこと! ちょいちょい自分のしていることを駄目だされるのではっきりいって痛い。 でも、もちろん「いいねぇ。確かに!」って思うこともあるんです。 それから、毎度彼女の本を読むたびおもし…

選択的レズビアンという可能性

発情装置―エロスのシナリオ 上野 千鶴子 私は思考や嗜好の触れ幅がでかい。あまりにも。 それは最近ひどく気になることであるし、気にしていることなのだが。 2週間前までは、男に好かれる「女」になってやろうと思っていた。 ananを読んで反省したし、かわ…

『お厚いのがお好き?』 

お厚いのがお好き? この時間帯のフジテレビの番組が好きです。 『お厚いのがお好き?』も、その前の番組も好きだった! そしてもちろん今の「ニューデザインパラダイス」もね。 (これはちょっと物足りないけど…。) 近頃の知識熱を反映して、キャッチして、…

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』 遙洋子

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ作者: 遙洋子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/01メディア: 単行本 クリック: 91回この商品を含むブログ (60件) を見る ブクログ あぁ、読んでよかった・・・ と思わずにはいられない。 私はもともと本に対して、食わず…

読めない作家

残念な話ですが、やはり小説家に対しても好き嫌いは出てくるわけで、どうも私は 伊坂幸太郎 と 村上春樹 は苦手らしいのです。 なんとも残念な話です。 しかも、なんだか村上春樹が苦手であまり面白いと思えない、という感想をいうと、ちょっと教養の足りな…