出すぎた杭は打たれない―福島瑞穂対談集 (シリーズ女の決断)作者: 福島瑞穂出版社/メーカー: NTT出版発売日: 1994/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る
まずタイトルに惹かれる。
ありがちなタイトルだけど。
出すぎなきゃ…と思う。
出すぎた杭の先輩はとてもかっこいい。私はちょっと出る事ぐらいしか出来んで苦しむ。
そして、今じゃちょっとも出てない?
映画「ドイツ・青ざめた母」が観たい。
よく人からパワーをもらいたいって言う人がいるけど、あんた、なぜもらいたいの、あげたいっていいなさいって。そういうふうに自分がならなければ、一生もらおう、もらおうで終わっちゃうのよ。(P61)
だから私は人にはあげましょう、あげましょうと。あげればあげるほどね、そのパワーがぐんと強くなる。
世の中は全部、自分が自分で育てていく。他力本願という言葉は世の中にはないの。全部自分本願なのよ。自分で選ぶんだから。(P63)
怠け者。努力するのが嫌なのよ。不幸だという事でセンチメンタルになって自己憐憫を楽しんでいるのね。(P64)
自分の可能性をね、「自分には向いていないし、自分はそれだけ能力ないから」って、勝手にブレーキ引いて自分の器を決めちゃっているわけよ。だけどね、新聞なんか見てると、犯人が捕まって、周りの人が「まさか、あの人が…」って言う。人間手言うのはね、まさかの色を一杯持っているの。
田嶋陽子
やっぱり結婚制度は奴隷制度です。それは皆しっかり認識しておいたほうが良いと思う。認識してそれでもそれを選ぶ人と知らないで選ぶ人では、苦しみ方も楽しみ方もtがうと思う。それに、認識のない選択は“多様な選択”とはいえないはず。(P119)
一人では何もできないけれど、みんなで力を合わせれば何とかできる、っていうけれど、一人で何も出来なければ、みんなで力を合わせても何も出来ない、(P147)
女だって男だって、限りなく個になった人だけが、本当に手を結べると思う。