今夜、すベてのバーで (講談社文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/03/04メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 112回この商品を含むブログ (288件) を見る

たいていは独りで飲んだ。同僚の仕事の愚痴を聞くのはまるで「仕事をしている」みたいで嫌だった。カラオケも女のいるバーもキャバレーも、反吐が出るほど嫌いだった。」

「みじめな状態でいるよりは意識を失っていたほうがマシ」


リアルなアル中話。
かなりリアル。
面白い!ってわけじゃない。けど面白くない!ってわけじゃない。

上の言葉は、なるほどと思う。
私は、同僚の話しを聞くのは嫌いじゃないが。
そんなときもあるだろう。仕事が本当に嫌になれば。

なにより、「みじめな状態でいるよりは意識を失っていたほうがマシ」だ。