『しをんのしおり』 三浦しをん
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/05/21
- メディア: 単行本
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
私がおっそろしく感動した (感動というのは、泣いた!とかではなく、なんて文章がうまいんだ!と。)『私が語りはじめた彼は』の作者のエッセー集。
語り口はかなり明るく、そして軽やか。
えぇえぇおもしろいっすかなり。
笑いました。
そして、筆者のバクチク好き加減と、それから、かなりの漫画オタク度に、あんなにうまい小説書くのに、なんだか普通なんだなぁーと、安心するのでした。
(いや、バクチク好きの漫画オタクって、結構普通じゃない?)
バクチク (あのパンク?バンドね)の話が出るたびに、私の27歳になるバクチクをおっそろしく愛する友人を思い出した。
彼女は、毎年一回バクチクの誰かが卒業した高校に行くんだって!いみわかんねぇ!笑。
とにかく妄想が激しくって、いろんなことを想像、妄想するわけよ。
私も妄想大好きだから、とっても共感。
しかし、彼女の妄想は、絶対的に漫画オタクらしい。
コミケとかに行っちゃうくらいだから、やっぱり同人誌系のホモ?系に走ったりするわけよ。 妄想が。
こちとら、そういう世界をあまり知りませんが、いやぁ、面白いですよ。ぶっ飛んでて。
クラブ通い激しい友人に、マニアってところが一緒だよ!とか、力説されるんだけど、やっぱりクラブマニアと漫画オタクじゃぁ。。。ッとかおもうところも、面白い。
あぁ、とにかく読んでみてよ。 特に私の高校時代の友人たちよ!
だって、写真集作ったりしたあの妄想・・・通じますよ。まじで、このエッセー集と。
boiledeggsってところの、連載なんです。 このしをんのしおり。
ちょっとばっかしは読めますから、一つ二つ読んでみて、面白かったらこの『しをんのしおり』買ってみては!?
いやーそれにしても、コミケとか行っちゃうくらいのマニア度なんだねぇー。すごい。