『しをんのしおり』 三浦しをん

しをんのしおり

しをんのしおり

 ブクログ 『しをんのしおり』
 私がおっそろしく感動した (感動というのは、泣いた!とかではなく、なんて文章がうまいんだ!と。)『私が語りはじめた彼は』の作者のエッセー集。

 語り口はかなり明るく、そして軽やか。

 えぇえぇおもしろいっすかなり。
 笑いました。
 そして、筆者のバクチク好き加減と、それから、かなりの漫画オタク度に、あんなにうまい小説書くのに、なんだか普通なんだなぁーと、安心するのでした。
 (いや、バクチク好きの漫画オタクって、結構普通じゃない?)
 バクチク (あのパンク?バンドね)の話が出るたびに、私の27歳になるバクチクをおっそろしく愛する友人を思い出した。
 彼女は、毎年一回バクチクの誰かが卒業した高校に行くんだって!いみわかんねぇ!笑。

 とにかく妄想が激しくって、いろんなことを想像、妄想するわけよ。
 私も妄想大好きだから、とっても共感。
 しかし、彼女の妄想は、絶対的に漫画オタクらしい。
  コミケとかに行っちゃうくらいだから、やっぱり同人誌系のホモ?系に走ったりするわけよ。 妄想が。
 こちとら、そういう世界をあまり知りませんが、いやぁ、面白いですよ。ぶっ飛んでて。

 クラブ通い激しい友人に、マニアってところが一緒だよ!とか、力説されるんだけど、やっぱりクラブマニアと漫画オタクじゃぁ。。。ッとかおもうところも、面白い。

 あぁ、とにかく読んでみてよ。 特に私の高校時代の友人たちよ!
 だって、写真集作ったりしたあの妄想・・・通じますよ。まじで、このエッセー集と。
 
boiledeggsってところの、連載なんです。 このしをんのしおり。
 
 ちょっとばっかしは読めますから、一つ二つ読んでみて、面白かったらこの『しをんのしおり』買ってみては!?
 いやーそれにしても、コミケとか行っちゃうくらいのマニア度なんだねぇー。すごい。