『SOUK 市場の中の女の子』 文:松井彰彦 絵:スドウピウ
- 作者: 松井彰彦,スドウピウ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/10/21
- メディア: 単行本
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否:もしからしたら使えるかも、と思うような言葉はあったけど。少々。
副題は 「市場の経済学・文化の経済学」
市場の経済学が経済学として幅をきかせている現在の経済学ですが、もちろん市場の経済学も大切さ。でも、文化を忘れちゃぁだめさ。
ってなことを言いたい、のだろう。
そうなんです。 すべては人間の行為なのですから。
ってな具合に、卒論に関係するかも?
欲望、文化、何が社会を作るのか。 が、テーマなんです。私の卒論。
それから、言語がたくさんあるということについて、一神教について、記憶と忘却の攻防など、こういう話、大好きです。
言葉からすべては始まるということ、キリスト教でも言われてるんやね。仏教で言われているのは知っていたが。
やっぱり、思想の基本かね?
言語がたくさんあることによって自由が生まれる。 なるほど。
そして、良い引用がいっぱいありました。 ので、引用の引用。
「書棚の間を行く散策は、およそ散策のうち最も楽しく、最も快いものです!」 『千夜一夜物語』
ですよねぇ。 ですよねぇ。 本屋や図書館に行くと、いつの間にか日が暮れますもん。
いや、当たり前なんですけど。えぇ。えぇ。ちょっと良い言葉。
「暴力は無能者の最終手段である。」
アイザック・アシモフ『ファウンデーション』